一般的な食品アレルギー検査とは別に、遅延型フードアレルギー検査というものがあります。
なお、日本小児アレルギー学会は、「食物アレルギーの原因食品の診断法として遅延型フードアレルギー検査を使用することを推奨しない」と注意喚起しており、日本アレルギー学会も日本小児アレルギー学会の見解を支持しています。一方で、遅延型フードアレルギー検査を有用としている医師の方々もいらっしゃいます。
私は、このスローフードアレルギーで陽性となった食品を除去することで、長年悩まされてきた4つの病のすべてが大きく緩和されました。
私は陽性になった品目数が主に3つ(麦類、卵、はちみつ)で比較的多くは無かったため、除去食が作りやすかった面はあります。ただ、それまで大好物であったラーメンやパスタが食べられなくなり大きなストレスを感じてはいます。人によっては、陽性となる品目が多かったり、生活の都合上、除去食を作ることが難しい方もいらっしゃるかと思いますが、一度、遅延型フードアレルギー検査を受けてみられることをお勧めします。
なお、この検査は有用性がまだ確立されていない状況であることをご了承ください。 遅延型フードアレルギー検査は保険適用されないため約4~6万円と高額です。検査できるクリニックもありますし、ご自身で検査キットを購入することができます。
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