1.スロー(遅延型)フードアレルギー検査

 一般的な食品アレルギー検査とは別に、遅延型フードアレルギー検査というものがあります。

 日本小児アレルギー学会は、「食物アレルギーの原因食品の診断法として遅延型フードアレルギー検査を使用することを推奨しない」と注意喚起しており、日本アレルギー学会も日本小児アレルギー学会の見解を支持しています。一方で、遅延型フードアレルギー検査を有用としている医師の方々もいらっしゃいます。

 私は、このスローフードアレルギーで陽性となった食品を除去することで、長年悩まされてきた4つの病のすべてが大きく緩和されました。

 私は陽性になった品目数が主に3つ(麦類、卵、はちみつ)で比較的多くは無かったため、除去食が作りやすかった面はあります。ただ、それまで大好物であったパンやパスタが食べられなくなり今でもストレスを感じることは少なくないです💦 食べられないストレスを感じるたびに“江戸時代なら食べられない”と自分に言い聞かせて気を紛らわしています 笑。

 人によっては、陽性となる品目が多かったり、生活の都合上、除去食を作ることがなかなか難しい方もいらっしゃるかと思いますが、ご自身の身体を知るために、一度、遅延型フードアレルギー検査を受けてみることをお勧めします。

 なお、遅延型フードアレルギー検査は自宅用のキットでも約4~6万円(検査項目数で変わります)と高額です。検査できる医療機関もありますが、保険適用されず、診察料などが加算されるのでより高額になりがちです。ただ、私はこの検査のおかげで人生が変わりました。検査してみないとなかなかアレルゲンに気付くことができません。今後の人生への投資と考えて検査を検討いただければと思います。

むぎ
むぎ

自分の身体に合わない食べ物を一度調べてみてください

遅延型フードアレルギー検査キット